サハリン国立大学の学生交換プログラム

SSUの国際協力の優先分野の一つは、様々な国の教育システム内での国際関係の発展であり、その実現のために国際アカデミック・モビリティ(AM)プログラムが世界の多くの国の高等教育機関で定期的に実施されています。サハリン国立総合大学も例外ではなく、学生と教員のどちらも継続的に交流を行っています。

AMは教育および国際活動の重要な分野の一つです。それは高等教育の質の向上、科学的研究の効率を高めること、管理システムの改善、国内外の大学との統合関係の確立と強化、外国でのロシアの教育制度のポジティブなイメージの形成、ロシアの高等教育機関のポジティブな国際的イメージの形成に貢献します。

SSUのAMの目標は、教育の質の向上、教育の新しい携帯と技術の導入、国際教育システムへの参加、SSU卒業生の就職先の拡大のための条件づくり、国際労働市場における競争力の維持、そして、国内外の教育市場でSSUの名声を高めることです。

上記の国際AMの原則と目標は、1989年にSSUと北海道大学教育学部(日本)との間で最初の協定が締結されて以来、成功裡に行われてきました。その後長い年月が経ち、多くのロシア人学生がAMプログラムに参加し、様々なアカデミック・コースを修了し、大学に戻って専門分野の研究を続けてきました。また、毎学期、諸外国からの留学生がSSUにやってきます。そのほとんどがロシア語とロシア文学を専門としているため、彼らがSSUで学ぶことは語学能力のレベル向上と文化の理解に好影響を与えています。

毎年、SSUは外国の大学と新しい協定を締結し、古い協定を更新します。まず、将来的な協定の内容について協議し、パートナーシップの全ての詳細について合意に達した後、両校の学長によって協定書に署名がなされます。 交流を持つ外国の大学は、基本的に地理的な関係から東アジアの国々です:日本、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国、、そしてタイ王国。SSUは、日本、韓国、中国の多くの大学と緊密な関係を築いてきました。1年に平均約60名のSSUの学生が上記の国に留学し、約60名の留学生が外国語としてのロシア語を学ぶため、またロシア語・ロシア文化研修プログラムでSSUに来ます。

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